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難易度の高いライセンスは業務独占資格

国家資格において、超難関と言われるものがお医者さんと弁護士、公認会計士や税理士などが挙げられます。これらの超難関ライセンスは、合格とともにふさわしい肩書きがいただけるのですからね、やはりベネフィットが高い訳ですよ。が、しかし、その一方で、余りにも専門的過ぎて、就労の範囲が制限されてしまいがちです。しかも、これら難易度の高いライセンスを取得するには、勿論、ただならぬ資金と時間が掛かるでしょう。となると、苦労を重ねてライセンスを取ったんだから、できる限りいいところに就職したい、そう考えるのが普通でしょう。

勿論、始めは皆さん、専門職それ自体に大きな希望や憧れを持って、難易度の超高いライセンス取得にチャレンジする訳です。でも、その苦労が多ければ多いほど、就業を考える際の希望も大きくなる、これは当然のことだと私は思います。実際、難易度の高い医師免許や法律専門家のライセンスを保持している人が、普通の会社の勤め人になるなんて、余り考えないでしょう。もし、そのような人が後から入社して来ると、私などは引いてしまうでしょうね。という事で、難易度の高いライセンスを取ってしまったため、就活の範囲が限定されてしまうという事もかなり考えられるのではないでしょうか。

難易度の高いライセンスはほぼ全部、業務独占資格や名称独占資格が獲得できます。そこに、難易度の高いライセンスの価値やステータスが存在するのでしょう。医者やナース、保育士、法律家、税理士、公認会計士等は、その典型的な話ですね。が、しかし、こうした難易度の高いライセンスをゲットするには、少なくとも、高校生の頃にその専門の職業への夢と目標を抱く必要があります。

そして、専門的にそういった知識や実技を取得OKな教育機関で、正しく履修経歴を積まなければならないと考えられます。一方、そこまで拘らなくても、所有していれば就職や転職に優勢になるライセンスはたくさんあります。勿論、車の運転免許だってその一つ、持っていておちょくられるとか、不要にされるという事はあり得ませんよね。因みに、車の運転免許もまぎれもない国家資格なんですよ、まあ難易度は、お世辞にもハイレベルとは言えませんけどね。

つまり、私が言っておきたいのはですね、国家資格というものは、所持して損はないものであるという点は確かであるという事ですよ。でもって、何も無理に超レベルの高いものでなくても良いという事ですね。国家資格難易度としては、まん中レベルくらいの方が、むしろその活用範囲は広く、就活に得になるものも多いといえます。行政書士や司法書士、あるいは中小企業診断士や宅建等は、難易度としては、惜しくも超難関水準には含まれないでしょう。

でも、こういったものをひとまとめで持ち合わせて就活すると、是非当社にっといった評価も相当出るはずですよ。しかも、これらは難易度が超狭き門でないという事だけじゃなく、テストを受ける資格は不問で、学歴や現実に仕事に就いた経験がなくても手に入るのです。他にも、同じ様な条件の国家ライセンスとしては、通訳案内士や旅行業務取扱者等が存在します。かの有名な英検やTOEICは民間ライセンスですが、通訳案内士はまぎれもない国家資格なので、難易度に関わらず、一目おいてもらえる事は間違いないでしょう。このように、あえて就業にお得になる国家ライセンスをいくつかゲットするというのも、大事な就活の一つであろうと私は思います。



1月22日(日)14:51 | 仕事 | 管理

公的資格でもないものがあります

国家ライセンスの難易度を熟慮する事は大切ですが、その前に、まずライセンスの種類を正しく理解しておく必要があるでしょう。ここで述べる難易度とは、国家ライセンス・・・つまり、国が認可した免許を得るためのテストの合格率の目途です。

しかし、我々が国家ライセンスだと考えているものの中には、実際には国家ライセンスどころか、公的資格でもないものがあります。それが、国家ライセンス難易度における中級レベルより、さらに取得困難だったり、効力や実用性に富んでいるものも存在するのです。

勿論その反対に、公的ライセンスレベルに位置する国家資格も存在します。自動車の運転免許などがそうで、国家ライセンスという位置づけなんて、多くの方が考えいないでしょう。しかし、自動車の運転免許は、弁護士や税理士と同じく、立派な国家ライセンスです。

それに比べて、英検や秘書検定、簿記、介護士のライセンスなどは公的資格に位置づけられます。場合によっては、国家ライセンスの中級レベルを超える資格であっても、国が認定した資格ではありません。

国家ライセンス難易度は、あくまでも国家資格に当てはまるライセンスに対する難易度づけです。そのため、国家ライセンス難易度が高い資格は、業務独占を認可されているものも多いです。つまり、医師や弁護士、または美容師や理容師など、免許がないとその職務を遂行できない訳です。

そして、そのような業務独占が許されるライセンスについては、一般的に難易度は高いと言って良いでしょう。
ただし、教員資格みたいに、一定の要件をクリアすれば、比べて難しくなく取得可能なものも存在するのが現状です。それらのライセンス取得にターゲットを絞るのも、一つの就活方策といえるかもしれません。

ちなみに、民間ライセンスは、例え国家資格難易度の上級レベルと同程度の難しさがあっても、あくまでも民間ライセンスであり、法律上、何の効力もないものが多いです。

英検・TOEICや医療事務、または医療秘書系のライセンスはその多くが民間資格です。難易度で考えると、中級レベル以上の力を要すると思いますが、公的資格より更に効力自体は弱い訳です。

国家資格の話ですと、面白いのが看護師資格です。勿論、看護師は国家ライセンスであり、その難易度も相当のレベルです。しかし、全部の看護師資格が国家ライセンスではなく、国家資格は正看護師のみです。准看護師は公的資格に入ります。

これらの免許については、国家ライセンスがどうのというより、まず指定された民間資格や公的資格を取らないと、国家試験の受験資格が得られないケースも存在する訳です。

また、調理師免許は国家ライセンスですが、河豚を調理するには、公的資格に位置づけられるフグ調理師の資格がなければ調理してはいけません。このような面からも、国家ライセンスを考えると同時に、ライセンスの種類を理解する事も大切です。



1月1日(日)15:18 | 仕事 | 管理


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