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2016年12月12日を表示

独学は大変

難易度の高い国家ライセンスは、やはり独学で学んでパスするというのは困難だと思います。弁護士や税理士、お医者さんなど、国家資格の難しさの高いものの内には、専門機関での履修が受験要件となっているものも、かなりありますからね。

代わりにといってはなんですが、ライセンスを取得すれば、それなりの業務独占ライセンスや名称独占ライセンスが付与されます。つまり、国家ライセンス難易度の高い資格には、当然それなりの真価と名誉があるという事です。悔しいことですが、普通自動車の運転免許と、医師免許や弁護士免許はまるで効力が違う・・・という事です。

そして、もっと悔しいのは、こうしたハードルの高いライセンスは、ある程度の年齢になってから取るのは基本的に不可能であるという事。勿論、人生何歳になっても勉学は出来ますから、40歳や50歳で医科大学や大学の法学部に入学してもいいのですよ。ただ、やはり現実的には中高年が全く何もないところから、難易度の高いライセンスを取るのは大変でしょうね。今考えると、自分も大学に進学して、もう少し専門的な事を様々勉強しておきたかったです。そして、まあお医者さんや税理士とまでは行かなくても、そこそこ難易度の高い専門職のライセンスを一つ位は取得したかったものですね。

難易度の高さは、結局は自分の能力とがんばりで決まって来ます。そう、巷でよく見掛ける国家資格難易度の順位というのは、確実な基準なんてあるようで無いものなんですよ。ただ、受験資格自体に学歴や現実に仕事に就いた経験が必要なものや年齢制限のあるものも存在しますからね。

我々中高年にとっては、このテストを受験できる要件自体が、難易度を超ハイレベルにしている要素も多いにあるんです。 私は、それが残念とは思うのですが、友人は世間に悔しがらずに、自らに悔しがるべきだといいます。確かに言う通りで、このような私にでも、難易度の高いライセンスに挑戦するチャンスはあった訳です。つまりは、家がお金がないからなどといって、自分の勉学嫌いや先見の目のなさをはぐらかし、その機会を逸してしまっただけというわけですよね。

実際に、弁護士や税理士などの難しい資格を取得するためには、時間も費用も掛かるでしょう。それが医師や薬剤師のような医療関係ともなると、尚更の事だろうとは言えそうです。でも、私に、もし、そんな難易度の高いライセンスがとれるだけの能力と根性があれば、多分どうにかなってはいたと感じます。

国家資格難易度の順番というのは、主に合格する確率から判定されているようです。ただ、受験資格の規定されているものにつきましては、ただ単にテストそのもののレベルで難易度を決定付ける訳には行きません。以前、罹り付けの医療機関の医師が、今年は自分の出身大学の後輩が4人も国家テストに落ちたと愚痴っていました。私から見れば、超難関の医師試験ですが、そのドクターに言わせれば、自分の後輩として6年も学習しておきながら、というのが有りそうです。そう、基本的に大学の医学部では難易度の順番なんて関係ないんですよ。そこで学んで、医師免許を獲得して、社会に出て医師として仕事するのが、ある意味当然なんでしょうね。



12月12日(月)14:17 | 仕事 | 管理


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