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2016年11月5日を表示

国家資格難易度

国家資格難易度なんて・・・自分が将来就きたいと考える仕事をゲットするために、合格を志すのであれば関係ない、というのが本当でしょう。
しかし、現実的には1つでも多くのライセンスを取得する事が職を得るための近道と考えると、国家資格難易度は無視できないことになります。
とりあえず、取得できるライセンスは持っておくに越したことはない・・・という考え方です。
実際に、比べて合格率が高く、特段の受験資格を必要としないものは、国家資格難易度レベルの1や2に区分され、徐々に受験者数が増えているそうです。
しかし、試験が必要なライセンスが、全て国家資格ではありません。例えば実用英語検定は公的資格であっても国家資格ではありません。同じ語学能力を証明するライセンスでも、通訳案内士は国家資格です。にも関わらず、皆さん英検は取得したがりますが、通訳案内士はそれほどでもなかったりします。この事からも分かるように、国家資格の方がそれ以外の資格よりも重視されるとは限りません。

国家資格難易度は、国や専門機関が公表している数値ではありません。民間組織や個人が、独自の調査等から勝手に順位付けしているものにすぎません。よって、国家資格難易度の順位を見る機会がありますが、その内容は微妙に異なるものもあれば、他の掲載内容と大きく差が生じるものも散見されます。

難易度は当然の事ながら、受験資格や経歴等によっても大きく差が生じます。例えば、教員資格は難易度としては特別に高いものではありません。何故なら、大学等で教職課程を修めれば、皆さん取得できるからです。ただし、難易度は特別高くなくても、大学等に進学し、必要単位を取得する事は楽ではありません。そのため、在学中には教職課程に意欲を示さない人も多いですが、後になって、やっぱり教員免許を取得しておくんだったぁ・・・と思い直す人も多い訳です。そこで、難易度が高い小学校教諭資格試験にトライする人もいる訳です。

国家資格難易度は、最適な時期に、最適なルートでトライする事で、相当ハードルが低くなる例がありますが、その反対もあります。つまり、難易度は、自分自身の考え方や先見の明によっても、相当程度変わるという事です。ちなみに、高卒でも小学校教諭と幼稚園教諭の国家資格を取得可能です。ただし、幼稚園教諭のケースでは、保育士として3年以上の実務経験が必須な上に、国家資格難易度は高いです。そのため、やはり大学等で教員課程を修め、免許を取得する方法が90%になる訳です。



11月5日(土)18:14 | 仕事 | 管理


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